こんにちは。おしげ(@oshige_writing)です。
2022年2月よりフリーランスとして活動中です。
現在、前職の会社からご依頼いただいてる「人材育成コンサル」や、Twitterのご縁からも「webライター」「SNS」関連のお仕事をいただいております。
現状フリーランスとして生活できているのも、こうして仕事をいただけてるおかげです。
こんな僕もサラリーマン時代は以下のようなことを考えて悩んでいました。
・フリーランスとして働くならどんな仕事があるのかな?
・平均年収はいくらくらいだろう?
・未経験者でもフリーランスを目指せる仕事はあるかな?
・とはいえ、実際どんな基準で選ぶといいのだろう?
フリーランスになりたいと思った時って、「サラリーマン辞めたい!」という気持ちが先行してるんですよね。
「じゃあ、辞めた後の稼ぎはどうすんだ?」という現実と向き合う必要があります。
というわけで、今記事では上記の悩みにお答えしていきます。
「フリーランスになりたい」という想いを現実にするための第一歩を踏み出しましょう。
ちなみに月収1000万以上とかめちゃくちゃ稼ぎたい人、店舗運営をしたい人は今回の記事は役に立たないので申し訳ないです!
ではいきます。
フリーランス の仕事の種類一覧20選
フリーランスとして活動するにあたってのお仕事を大きく5つに分けました。
フリーランスの仕事の種類
① ITエンジニア系
② マーケティング系
③ 接客系
④ クリエイター系
⑤ その他
各系統ごとの説明と「平均年収」「仕事内容」「主な案件獲得方法」を比較していきます。
① ITエンジニア系
ITエンジニア系の仕事は、フリーランス、サラリーマン共に業界の平均年収が高い魅力的な仕事になります。
なおかつ、IT業界は「人手不足」で常に悩まされています。
それだけにスキルをしっかり身につけておけば、年収1000万円オーバーも射程範囲内です。
現在ITエンジニアとして働いている人は、その実務経験を生かしてフリーランスになるのはさほど難しいことではありません。
ただし、未経験者がイチから学ぶのはなかなかハードルが高いと感じます。
正直な話、最初は苦労することを受け入れることが必要ですね。
苦労を受け入れられる人、興味があってやってみたいと思う人には非常にオススメの職種です。
仕事 | 平均年収 | 主な仕事内容 | 主な案件獲得方法 |
---|---|---|---|
webディレクター | 約450万円 | ・web制作の指示、監督、管理 ・クライアント営業 | ・エージェント ・制作会社の下請け ・広告代理店の下請け ・indeedで「業務委託」検索 |
フロントエンドエンジニア | 約876万円 | ・HTML、CSS、PHP、JavaScriptの設計や実装 ・WordPressなどのCMS構築やカスタマイズ | ・クラウドソーシング ・エージェント ・制作会社の下請け ・広告代理店の下請け |
プログラマー | 約523万円 | ・システム開発 ・アプリ開発 | ・クラウドソーシング ・エージェント ・知人からの紹介 |
システムエンジニア | 約720万円 | ・顧客の要求のヒアリング ・システム開発の上流工程 (要件定義、基本設計、詳細設計、テスト) | ・エージェント ・indeedで「業務委託」検索 ・レバテックフリーランス |
② マーケティング系
僕の主戦場になります。
web上でマーケティングをする仕事になるので、基本リモートワーク。在宅ワーク、ノマドワークをしたい方にぜひオススメしたい仕事です。
中には企業に駐在して行う仕事もありますが、その場合は基本的に高単価の仕事になります。
マーケティングは、「製品やサービスを売れるようにするための仕組みづくり」です。
売れるようにするには、「商品やサービスでお客様のお困りごとを解決できる」ということをお客様に【わかってもらえるように伝える】ことです。
マーケティングの仕事をするということは、すべてのビジネスにおいて「成功する秘訣」を学ぶことでもあります。
そういった面でもマーケティングの仕事はオススメです。
仕事 | 平均年収 | 主な仕事内容 | 主な案件獲得方法 |
---|---|---|---|
webライター | 約300万円 | ・SEO記事作成 ・コピー、セールスライティングなどライティング全般 ・インタビュー記事 ・文字起こし ・雑誌記事、コラム連載 | ・クラウドソーシング ・SNS ・Web制作会社の下請け ・SEO会社の下請け |
webマーケター | 約540万円 | ・Webディレクション ・広告運用 ・SNS運用 ・SEO対策 | ・クラウドソーシング ・エージェント ・制作会社の下請け ・広告代理店の下請け |
ブロガー、アフィリエイター | 約400万円 | ・記事作成 ・SNS運用 ・アクセス解析 ・SEO対策 | ・ASPの登録 ・個人サービス販売 ・Googleアドセンス |
データサイエンティスト | 約828万円 | ・課題の抽出 ・ビッグデータの収集 ・データ分析、検証 ・分析結果からの提言 | ・クラウドソーシング ・エージェント ・知人からの紹介 |
インフルエンサー | 約200万円 | ・SNSでのPR活動 ・コンテンツ作成、販売 ・ライブ、イベント ・オンラインサロン運営 | ・SNS ・知人からの紹介 ・インフルエンサー事務所に所属する |
③ 接客系
人に教えたり、人の役に立つ物をセールスするなど、人と会話する仕事が主になりますので、これまでの経験がモノをいいます。
自分の「人生の経験」や「学んできたこと」が生かされる仕事でもあります。
何らかの形で成果を出してきた人にオススメする仕事です。
現在これらの仕事をやっている人は、在籍中に「副業として稼げるのか試してから独立する」というケースも多いです。
またこれらのノウハウを学ぶための講座というものがあります。
もし未経験者がこれらの仕事でやっていきたいのなら、まずは講座を受けたほうがいいでしょう。
経験もなしに行うと、お客様に満足していただけない可能性が高いです。
実践で学ぶことは大事ですが、お客様からお金をもらう以上はしっかりと価値提供を行うのが礼儀です。
もし未経験でいきなりやってみるのなら、最初は【無料体験】といった形で募集をかけて、「初心者であることを了承いただいた上で、実績を積ませていただく」というやり方もアリですね。
仕事 | 平均年収 | 主な仕事内容 | 主な案件獲得方法 |
---|---|---|---|
営業代行 | 約500万円 | ・顧客の要求のヒアリング ・営業活動 ・営業コンサル | ・クラウドソーシング ・エージェント ・indeedで「業務委託」検索 |
コンサルティング | 約643万円 | ・個人、企業の現状分析 ・課題の抽出 ・解決に向けたアドバイス ・業務改善提案 | ・クラウドソーシング ・エージェント ・知人の紹介 ・SNS |
コーチング | 約629万円 | ・顧客のヒアリング ・思考や課題の整理 ・顧客の目標設定と進捗確認 ・行動計画の作成 | ・クラウドソーシング ・知人の紹介 ・SNS |
カウンセラー | 約373万円 | ・傾聴 ・カウンセリング | ・クラウドソーシング ・知人の紹介 ・SNS |
④ クリエイター系
この仕事の1番のポイントは、「人気がある仕事なのに人材不足」である点です。
その理由としては、今の時代はもちろん、これから先さらに需要が上がってくる職種だからです。
現在でもクリエイター系の人材不足に悩まされているのに、さらに需要が上がってくるということで、今後仕事に困るということは考えにくいでしょう。
さらに未経験者でも「スクールに通う」ことで稼げるようになるという確実な方法があるのはデカイです。
また、独立することを前提に考えて、クリエイター系の会社に入って実践経験を積む方法もあります。
クリエイター系の仕事はセンスが必要と思われますが、意外とロジックや理論で構成されていたりします。
そのためしっかりと学ぶことで稼げるクリエイターになる可能性は高いです。
また、場所を選ばずにできる仕事として在宅ワーカー、ノマドワーカーを目指す人たちにも人気の職種です。
仕事 | 平均年収 | 主な仕事内容 | 主な案件獲得方法 |
---|---|---|---|
webデザイナー | 約478万円 | ・コーディング ・デザイン制作 ・サイト制作 ・ワードプレス構築 ・LP制作 | ・クラウドソーシング ・エージェント ・制作会社の下請け ・広告代理店の下請け |
グラフィックデザイナー | 約470万円 | ・デザイン企画 ・広告デザイン制作 ・ゲームデザイン制作 ・顧客の要求のヒアリング | ・エージェント ・indeedで「業務委託」検索 ・制作会社の下請け ・広告代理店の下請け |
映像クリエイター | 約430万円 | ・動画撮影 ・動画編集 ・企画構成 ・台本作成 ・ディレクション | ・クラウドソーシング ・映像会社の下請け ・SNS |
イラストレーター | 約486万円 | ・イラスト作成 ・キャラクターデザイン ・デザイン制作 | ・クラウドソーシング ・エージェント ・SNS ・NFT ・LINEスタンプ |
カメラマン | 約360万円 | ・写真撮影 ・写真編集 ・現像作業 ・自分の作品販売 ・顧客の要求のヒアリング、ミーティング | ・クラウドソーシング ・indeedで「業務委託」検索 ・知人の紹介 ・SNS |
⑤ その他
今までサラリーマンとして生きてきて、上記のような「特別なスキルがない」というのならコチラがオススメです。
仕事 | 平均年収 | 主な仕事内容 | 主な方法 |
---|---|---|---|
物販 | 約400万円 | ・商品販売 ・商品仕入れ ・商品リサーチ | ・メルカリ、ヤフオクなどプラットフォームで販売 ・セカストなど実店舗仕入れ ・輸入 ・メーカー、作家と直接交渉 |
前職と個人契約 | ? | ? | ・前職へ営業 |
物販はシンプルに物を仕入れて、販売するという再現性の高い仕事なので、未経験でもスタートしやすい特徴があります。
そして僕もやっているのですが、「前職と個人契約」を結んで働くのはかなりオススメです。
今やっている仕事の延長線上になるので、新たなスキルを習得する必要もなかったりします。生活の基盤となるくらいの収入も確保できるケースが多いでしょう。
ただし大前提として、あなたが「会社にとって必要な人材になっていること」が必要です。
会社側からすると必要な人材はできれば手放したくないからです。
あとはどのような提案をするのかによりますが、会社側が有益だと感じる内容であれば、契約してくれる可能性は高いでしょう。
【厳選】未経験者にオススメの仕事5選
前項ではたくさんの職種を見てきました。
気になる職業はありましたか?
次回更新予定の記事では「未経験者」がイチからフリーランスを目指すのならという前提で厳選していきます。
ちなみに、未経験者におすすめの仕事5選は以下の通りです。
未経験者におすすめの仕事5選
❶ webライター
❷ webデザイナー
❸ コーチング
❹ 物販
❺ 前職と個人契約
詳しくは、以下の記事で詳しく説明しています。
マジおすすめしたい仕事ですので、ぜひご覧ください。
フリーランス として稼ぎ続ける3つの思考
色んな仕事を紹介してきましたがフリーランスはサラリーマンと違い、いつ仕事がなくなるかもわかりません。
フリーランスとして生きていくために大切なことは「安定して稼ぎ続けることができるようにしていく」ということに尽きます。
そのために気をつけたいことはこの3つです。
①複数の収入源を持つ
②お金をあまりかけない
③1人でできることをやる
どういうことか説明していきます。
①複数の収入源を持つ
これは絶対ですが「収入源をひとつに絞らない」ことです。
ひとつの仕事だけで月50万稼いでいたとしても、その仕事がなくなれば0円です。
ちょっとイメージしてみてください。これほどリスキーなことはないと思いませんか?
会社員ならすぐクビになることはないし、失業保険などもあって基本的に守られています。
しかしフリーランスは仕事がなくなったら全て自己責任です。
最初に述べたとおりフリーランスという立場で仕事をする以上、いつ仕事がなくなるかもわかりません。
リスクヘッジとして「複数の収入源をつくる」ようにしていくべきです。
複数の収入源を持つことで、ひとつの収入がなくなっても残りの収入で生活をできます。
残りの収入で生活をしている間に、また収入源を確保すればいいのですから。
②お金をあまりかけない
特に気をつけてほしいことは【借金】です。1番リスクが大きいです。
「借金をしなくていい」仕事を選んでください。
借金があると月々の支払いが支出に含まれるようになるのでその分稼ぐ必要が出てきます。
次に気をつけるのは「経費を抑える」ことです。
フリーランスの収入は【売上-経費】なので、極力経費をかけない方法を選びましょう。
例えばカフェで仕事をするだけでも、コーヒー代がかかります。
コワーキングスペースを使うにもお金がかかります。できる限りお金がかからない方法を考えてください。在宅でできる仕事なら、初めは在宅で仕事をすればコストは0円です。
物販をやるにしても、高額の仕入れ金額が必要なリスクのある在庫は持たない方がベターです。
フリーランスとして生活をしたいなら安全策でコツコツとやっていくのがオススメです。
お金をかけてギャンブルに走る人は判断を見誤ります。
お金をかけずに確実に稼げる方法を選んでいきましょう。
③1人でできることをやる
突然ですが、2つ質問します。
Q1:会社などの経費で「1番お金がかかるもの」は何かわかりますか?
Q2:仕事をしていて「問題が起こる原因」は何が多いかわかりますか?
さあ、考えてみましょう。
答えは
Q1:人件費
Q2:人間関係
どちらも人が絡むものなんですね。
仕事をする上でのだいたいの悩みはお金と人間関係です。1人でできる仕事を選ぶことで、これらの問題はなくなります。
どうしても人の手が欲しい時は、その時だけ外注すればいいのです。今はクラウドソーシング などでも人手を確保できます。
自分で仕事をコントロールできるようにしておくことが大切なのですが、人が絡むと難しいことも出てきます。
1人でできる仕事で、生活ができるくらい稼ぐことは十分可能です。あえて1人でできない仕事を選んで難易度を上げる必要もないでしょう。
1人でできる仕事でストレスなく働ける状況を作るのが最適解だと僕は思っています。
フリーランス の仕事の種類一覧20選のまとめ
記事のまとめ
・仕事は多種多様で色々ある
・リモートワークができるものも多い
・年収はピンキリで、自分の働き方次第
・複数の収入源を作ってリスクヘッジ
・お金をあまりかけない
・1人でできることをやる
正直、フリーランスとして働くならどんな働き方もできます。
ですが、その中で絶対に外せないのは「安定して稼ぎ続けることができるようにしていく」ことです。
単発仕事より、継続して仕事をもらえるものを選ぶべきですし、お金はかからないに越したことはないです。
あとは、あなたが「何を重視するか」で選ぶ職種は変わってきます。
「好きなこと」なのか
「働く場所」なのか
「働く時間」なのか
あなたがどんな人生にしていきたいかで仕事を選んでいただきたい。
人生は一度きりです。
自分の思い描いた人生にできるような仕事を選んでいきましょう。
それではまた。